「SASEBO物語~Second Stage~」


「SASEBO物語~Second Stage~」(2001年)

やっと御目見えです、「SASEBO物語~Second Stage~」。
吹く風も暖かく、花便りが聞かれる季節となりました。
私は、以前からデビュー曲「SASEBO物語」のCD化の夢を持っていました。
15年間唄い続けた歌を再録音する。
作曲の高木茂氏、編曲の佐藤俊介氏と相談の結果、原曲を大切にリニューアルするということになりました。
15年間も唄っていたのに、正直いって自分の歌になったと思ったのは、10年目くらいからです。
「肩の力を抜いて素直に唄う」、やさしいようで難しく、わかっていながら時々忘れてしまうのです。

しかし、レコーディングは意外なほど早く終わりました。

今回のCD化に関しては、カップリング曲が決まらず悩みました。
結局、「SASEBO物語」には「SASEBO物語」しかないと考え、ジャズバージョンの「SASEBO物語」のレコーディングを決めました。

実は、過去にNHKの番組で、ジャズアレンジしたSASEBO物語を唄い、思わぬ反響を受けたことがあったのです。
以来、地元のバンドの協力で唄っていましたが、今回のレコーディングは、娘、幸地美由紀が唄うことになりました。

娘は、今年学生生活も終えて、東京で暮らしています。
家族の協力なしではできなかった私の歌手活動15年を、彼女は理解し上手に助けてくれました。
素晴らしいジャズミュージシャンを紹介してくれたのも彼女でした。

そして「SSASEBO物語」は、原宿キーノート、吉祥寺赤いカラスなどのステージで唄われました。

歌は唄い継がれるもの。

地元のミュージシャン、トニー・ポットのアレンジ「SASEBO STORY」は、4人の著名なミュージシャンによって演奏され、レコーディング。
そして、4月1日にリリースとなりました。

デビュー以来、本当の多くの方々に支えられ、お心にお掛けいただき感謝しています。

これからも、幸地愛子らしく頑張っていきますので、末長くご支援いただけますようにお願い申し上げます。